190cmの主務の引退ブログ -樫村太陽-

こちらのブログもあわせてぜひご覧ください。男子I部リーグ優勝記念ブログ「主務の意地」

体育会弓術部を引退しました。

弓道って、、、なんでしょうか。
弓道をしていない人に聞くと、「精神鍛錬」「集中力」「静かそう」「疲れなそう」という答えが返ってきます。

実際どうでしょう?

私が弓道を通じて学んだことは、「今、自分にフォーカスすること」、「自分の身体を知ること」、「余裕を持つこと」です。

①今、自分にフォーカスすること
弓道の精神性はここにあるのでは無いでしょうか。「一射絶命」などという言葉にもある通り、先のこと、前のことではなく、「今この瞬間」「自分が」動かしているその弓、狙う的に意識を向ける。その結果がどうであれ、次の一本も「今」と「自分」に集中する。

中れば勝ち、外せば負け。そんな場面でもコントロールできるものは「今」の「自分」だけです。結果がどうとか、前はこうだったとか、関係ありません。

②自分の身体を知ること
私は大学に入り、弓術部の門を叩くまで、別のスポーツをしていました。他のスポーツをしているとあまり気付けないものですが、身体(特に骨や関節)に負担をかける動きというのは、良い動きでは無い事が多いです。再現性を求める弓道という競技においては特にその傾向が強いと思います。

人間は10人いれば、10通りの身体があります。聞いたことのある言葉で型にはめるのではなく、自分がいちばん自然に体を使えるのはどのような引き方だろうと考えていくと、弓道を通じて自分の身体について理解が深まりました。そして、「自分を知る」ということの大切さに気づきました。

③余裕を持つこと
先日、慶應義塾体育会の卒業部員送別会にて「功労賞」というものを頂き、その楯にはこう書いてありました。

「Mens sana in corpore sano」(健全なる精神は健全なる肉体に宿る)

全くその通りだと感じました。

そして私は弓道を通じて、余裕を持つことは甘さではないのだと知りました。むしろ余裕があるからこそ、今の自分をちゃんと見て必要なことに集中できるし、自分を助けてくれると思うようになりました。(時にはリーグ戦の試合中に、「樫村、適当にやれ」なんて言う指導も受けました。)

弓道は、心と体の整え方を学べる競技だったように思います。

健全なる肉体を練習で磨き、それによって培われた健全なる精神で試合に臨む。
このサイクルはどこで何をしていても変わりません。健康に生活することで、健全な心で周りと接し、良い影響を与えます。人生においても大切なことを学びました。

さて話は変わって、私の体育会生活ではたくさんの友を得ました。少し紹介してみましょうか。

元慶應義塾体育会水泳部葉山部門・体育会本部前主幹 野田稜雅
慶應義塾体育会應援指導部前代表 枝廣二葉
元慶應義塾体育会アメリカンフットボール部 上口司道
前・前々慶應義塾体育会各部主将・主務
慶應義塾体育会本部の皆様
他、慶應義塾体育会所属の友人各位

今までの私が頑張れたのは、横で走る友の姿あってこそと考えます。別のフィールドで戦う仲間として、勇気づけられる瞬間ばかりでした。ありがとうございました。

巨体で弓を引いてる主務、いたなー。と、いつか思い出してください。

まとまりのない文でしたが、お読みいただきありがとうございました。引き続き体育会弓術部の応援をよろしくお願いします。

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