體育會弓術部で過ごした四年間は、決して順風満帆なものではありませんでした。入部当初は理想に胸を膨らませていましたが、現実は甘くなく、思うように的中は伸びず、焦りと向き合う日々が続きました。特に苦しかったのは、「もたれ」で思うように離れが出せなくなった時期です。二年の夏にインカレメンバーに入るという目標を掲げていましたが、努力を重ねるほど目標から遠ざかっていく感覚に何度も心が折れそうになりました。当時は部活に来ることさえ苦痛でした。

それでも続けて来られたのは、人に恵まれていたからに尽きます。先輩方には毎日のように本気で叱っていただきました。大学生になって、ここまで真剣に向き合ってもらえるとは思っていませんでした。厳しさの中にある期待を感じながら、射だけでなく物事への向き合い方も学びました。

後輩のひたむきな姿にも何度も励まされました。自分が苦しいときでも、妥協せず弓に向き合う姿を見るたびに、「自分もまだやれる」と奮い立たされました。そして何より、同期の存在は特別でした。誰よりも部活に本気で向き合う仲間が隣にいたからこそ、自分も甘えずに努力し続けることができました。
この體育會弓術部には、熱い志を持った人がたくさん集まっていました。本気で日本一を目指し、本気で仲間と向き合い、本気で弓に向き合う人たちばかりでした。その熱量の中に身を置けたことは、自分にとって何よりの財産です。甘えを許さず、しかし見放さない。そんな環境だったからこそ、何度苦しくても弓を置かずにいられました。この部で過ごした時間は、間違いなく最高でした。

結果だけを見れば誇れる数字は多くないかもしれません。それでも、悩み、もがき、支えられながら歩んだこの四年間は、人生で最も濃密で成長できた時間でした。弓道を通して、人に支えられることの有り難さと、諦めずに向き合い続ける大切さを学びました。この経験はこれからの人生の支えになると確信しています。本当に最高の4年間でした。

