令和七年度女子主務を務めさせていただきました、守屋美咲です。大学での四年間の弓道生活を振り返ると、多くの人に支えられながら過ごしてきた時間だったと感じます。

一年生のとき、リーグ戦という大きな舞台に立たせていただいた経験は、緊張と同時にとても特別なものでした。当時はただ素直に中てたい一心で弓を引いていましたが、振り返るとあの経験が大学四年間の原点であり、そのおかげで最後まで自分が中てることを諦めずに弓を引き続けることができたのだと思います。
しかし思うようにいかないことも多く、自分の射にも部への関わり方にも悩むことが何度もありました。そんな中でも続けることができたのは、弓道の中る楽しさ、そして先輩への憧れがあったからです。
女子高で弓道を始めた当初は、全く中らないところからのスタートでした。それでも監督やコーチ、先輩方、そして同期からたくさんの指導をもらい少しずつ中るようになっていったこと、試合で中って勝てたことは純粋な楽しい経験でした。女子高で過ごした三年間は私にとってかけがえのない時間です。試合の思い出にはいつも三輪の姿があり、女子高からの同期である杉本や三輪の存在は大学に入ってからは大きな支えでした。今思うと決して練習量が多い環境ではありませんでしたが、その中で「どうしたら中てられるか」を一生懸命考え続けられた三年間だったと思います。また大学に入ってからも気にかけてくださった川島さんや女子高コーチの皆さまには、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして当時、かっこよく弓を引く大学生の姿に強い憧れを抱いていました。特に東城さんには女子高生の頃にご指導をいただき、大学に入ってからも多くのことを教えていただきました。憧れの存在があったからこそ、諦めたくないという思いを持って最後まで走り切ることができたのだと思います。自分がそのような存在になれていたかは分かりませんが、諦めずに試合に出て中てることにこだわり続ける姿勢が、少しでも後輩に伝わっていたら嬉しいです。
また三年生では副務、四年生では主務としてチームに関わらせていただきました。選手として弓を引くだけでは見えなかった、部を支える多くの役割や人の動きに気づく機会でもありました。主務の仕事は、これまでの前例を参考にしながら進めることが多く、私自身もこれまでのやり方を振り返り、それを基に考えることが多かったように思います。そうした中で、今までと同じやり方を続けるだけではなく、強くなるためにできることを積極的に実行しようとチームを引っ張って動いてくれた桐本をはじめ、同期や後輩の存在にはとても助けられました。自分にはなかった視点に気づかせてくれたこと、そしてチームをより良くしようと考えて発信してくれたことで、自分自身もチームに何が必要なのかをより深く考えることができたように思います。
主務としてチームを見る立場になったことで、改めてこの部は多くの人の支えによって成り立っているのだと実感しました。支えてくださったすべての方に心から感謝しています。そして、これからの弓術部のさらなる活躍を心から応援しています。